曇りだなぁ

朝の8時半だけど、やっぱり、この時間は晴れてほしいよなぁ。
勝手なようですが、晴れてほしい。
窓から陽が差し込んでこないとね~つうか・・
ブラインドの隙間から、朝日が筋になって差し込んでくるのを、寝床の中から見ていると、なにか、一日に期待がもてて嬉しくなる。
朝帰りとかで、爆睡したいときは別だけどね、そういうときは、真っ暗闇になってほしい・・(だから、勝手じゃん)
息子は大学を、娘は短大を、それぞれ、来春に卒業だ。
つうことは、この一年で、父ちゃん、お役ご免になるのね?なれるのね?そうなのねっっ~~!と浮かれていたら、就職がうまくできればね・・と言われた。
おめぇらな~~っ
仕事くらい、めっけろ!
つぅわけで、いわゆる、就活というのを、本人達やってるわけだけど、ここでも、インターネットはなくてはならない情報源であり、連絡システムであり、なんだかんだなんですね。
息子は、まぁ、男というのもあって(今の時代、あまり、関係ないのかもしれないが)、娘に比べると、就職に切迫感があるようで、ちょっと前から、毎日のように説明会だの面接など、おびただしい数をこなしてた。
父ちゃん、のんきに観察してると、面白いもので(おもしろいか?)、なんか、スーツもタイも、黒い鞄も、革靴も、多少は短くして黒く染め直した髪も、にあわねぇ~~つう感じで、ボクが面接官だったら「君、どこから、借りてきたのぉ?」とか、嫌味を言ったりするでしょう。
特に、女子の面接の時は責めるだろう。(これは、単なるセクハラじゃないか)
それが、数をこなしてくると、顔つきも変わってくるんだね。
外から帰ってきて、ボクの「どうだった?」に「まぁまぁだね」とか答えながら、タイを弛める仕草に、あぁ大人になっていくのねと感傷的にすらなっちゃいました。
まぁ、これからの時代、男性といえども、ひとつの会社に就職したから、定年まで安泰にというのは考えにくいし、さりとて米国式にキャリアをつけてスキルアップし、次から次へと自分を売り込んでいくというタイプでもセガレはないので、意見を求められても唸るしかない。
というか、今の時代、長期的なものの見方をして人の生き方に意見できるものでしょうか?たとえ、相手が息子だとしても。
大切なら大切ほど、アドバイスに窮してしまうよ。
ただ、学校では学べなかった生活力というものを早めに身につけてほしいし、結局、今の企業が求めているのも、生活力、生命力なんじゃないのかな。
旧態然とした大企業が、次から次と倒れたり若い経営者に慌てさせられたりしているけど、結局、この生命力を失っているからだと思う。
どんなに科学が進歩しても、アメーバ一個でも作り出せないように、この生きていく力は、大企業といえども、自分たちで作り出すことは出来ない。失ってきたら、どこからか手に入れなければね。
だから、セガレや娘には、生命力ある会社、いや、人達だな、小さくてもいいから、お前達の生活力、生命力を強くしてくれる、のばしてくれる人達と仕事をしなよ、と話した。
目先の給料とか、関係ないから。
今、生命力を強くしておかなければ、30年後の日本で生きていくのは、すっごく、厳しいんじゃないだろうか。
そういう話をしてから、娘の使っていたノートパソコンのモニターを見たら、ブラウザには「芸能人もたくさん来るお店!あなたも一緒に働いてみない?」という募集があった。
だいじょぶか、むすめっっ!
(; ̄;Д; ̄;)
といってるうちに、窓が明るくなってきた。
陽が出てきたかな?
午後から、仕事で虎ノ門に行く予定。
それまで、机で仕事。
まずは、コーヒー。