ネット上での個人配信について

日本において、個人による市販音源配信についての法的整備が遅れているのは大きな問題だ。
私もそうだけど、自分が支払える金額でもってリーガルな音楽配信が出来るなら・・、それでもって少しでも著作権利者に直接間接の還元ができるなら、そっちを選ぶ人は多いと思う(たぶん、日本人は特にそうじゃないだろうか?)。
個人配信者向けの包括契約的な法的システム(著作隣接権の処理方法も含めて)が用意されていないくせに、ネット回線は高速化し、YoutubeやUstreamのような配信サーヴィスばかりが充実していく状況ではイリーガル配信が多くなっても当然だし、結果、本来は著作権利者に分配されるはずの収益もタダ漏れしてしまうことになる。
サイトやブログに音や映像を貼るにしても、今や、HTML5の時代が到来し、特別にFlashプレイヤーなどで埋め込まなくても「audio」、「video」タグの記述だけで、ブラウザ依存で再生できる時代なのだ。
ただ、「だめ!」では、現状に即しているとは言い難い。
もう、「火」は発見されてしまったのだ。
新しいツールを、どうやってマーケット全体の活性化に結びつけるか?を考えるべきではないだろうか。
有料でもいいのだ。著作権利者に分配されるのなら、それは当然である。
リーガルに個人が音楽配信できる道を日本でも整備されんことを願ってやまない。
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30分以内の制限?

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「LIVE365」は米国のネットラジオのポータルサイト。「LIVE365」の放送サーバを使って配信すれば著作権処理を任せられるわけだが、なにかと(めんどーな)ルールも多い。その最たるものが「30分以上の音源ファイルは受け付けない」ってことだ。
「LIVE365」から「ライブ放送」するときには時間制限はないが、配信用の音源ファイルをアップする場合は30分以内でないとエラーしてしまう。
何年か前から、こういうルールになって、それ以前はもっと長いファイルでもOKだったんだけどなぁ・・(__;)
まぁ、「LIVE365」では、曲単位で配信している人が多いから別に問題にならないのだろうけど、DJ Mixでは30分は短いっ(T^T)
仕方がないから、FUN-RAJIでは30分以内でジングルを入れて、そこで切るようにしている。
しかしながら、自分なりに、曲の流れって考えてるわけで、この30分以内に切り分けなくちゃイカンってのは非常にわずらわしい。
聴いていただいてる方も「なんで、ここでジングルやCMが入るんだよ!」と思うでしょうが、まぁ、こういうわけなのでございます。