録音放送 UP~古い写真~This is it.

●ファンラジ録音をアップ
FUN-RAJI(ファンラジ)では、LIVE放送中はチャットルームも公開し、リスナーさん同志の交流の場となっております。今回も、このLIVE放送を録音しアップしました。(※11月10日放送分)
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●古い写真
先日、cafe blueさん主催のイベント”Funk Me Now”で、ダンステリアで回させてもらった時のこと。
1974年当時に新宿西口にあったディスコ「V-One」で同僚だった浜田君が遊びに来てくれた。
彼が「テリー、懐かしい写真が入り口のところにあるよ、知ってた?」と言うのでエントランスの壁を見ると額が飾ってあって、中には古いスナップ写真が多数並べてあった。
白黒写真も多くて最近のデジカメ画像を見慣れた眼にはモロに年代を感じさせるが、よく見ると懐かしい顔ぶれが写っているではないかっ!!
1974年頃からの六本木エンバシーの従業員を中心としたスナップ写真のようだ。
これ作ったのは、故・勝本さんなのかなぁ。
最初に分かったのは江連君!
江連君とのことは以前にもマイブログに書いたことがあるが、1974年当時にエンバシーのメンバーだった彼とは、そのあと新宿で僕も同僚になった。

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江連君の回りに写っている人達にも、新宿V-Oneで同僚だった松浦君やタコ君、アキラ君、ツトム君など懐かしい顔が並んでいる。
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新宿V-Oneと、六本木エンバシーや赤坂ハーレムとは、1970年代なかばに従業員が移り合った経緯があった。
これらの店の共通点は、横田や横須賀など基地の違いはあったにしても当時の黒人兵達が多数遊びに来ていたことだった。
当然、そこにはマスコミや作られた流行とは別にした直輸入のブラック文化とそれに伴う独特の雰囲気が存在していて、ある意味、それが当時の、つまりは「黎明期のディスコ」だった。
「ディスコ=ブラックミュージック」の時代であったのは異論の余地がない。
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76年当時の僕(左)とウィリー

あくまで個人的なことだけど、そのような時代に青春を過ごしたので、ディスコでブラックミュージック以外のサウンドが流れるようになってからのものは「全くの別物」と思っている。
もちろん、別なものというだけで、サウンドその他、それぞれの人のリアルタイム、それぞれの人のディスコがあるのだから、なにをもって本物だとかトラディショナルだとか、そんなことはあるわけがない。
ただ、別のものなだけ。
「ディスコ」とひとくちにいっても、その歴史は余りに長い。

●This is it.
50歳という年令。
いろいろなことが影を落とす中もストイックに自分を鍛えていただろう日々を思った。
過ぎた日々の栄光をもってしてという人ではなかったことに改めて畏敬の念を感じた。