1月30日に、僕がZoomで回させていただいた際にご来場のお客様、Nさんは75年当時にV-oneの常連さんだったそうだ。
V-oneといえば・・僕が最初に勤務したディスコで、最近も懇意にしてもらっているシュガーパイガイさんやハマちゃん、今はサイパンでレストラン経営のロニーとも同僚になった懐かしいディスコである。
V-oneは、当時のブラックディスコの総本山であった六本木エンバシーや、黒い雰囲気ではエンバシーと双璧をなしていた赤坂ハーレムとも従業員同士の交流が強く、V-one自体に横田から米兵達が多く集まってきていたので、当時の新宿では異質の箱ではあった。
話を戻すが・・Nさんが75年当時のV-oneの写真を数枚お持ち下さったとのことなので、さっそく拝見すると・・!
なんと、シュガーパイガイさんや、やはり同僚だったマツウラ君が写っているではないか!!!
そして、V-oneの入り口!そして、ダンスフロア!!!
35年前なのだ・・
75年には、僕はV-oneのチェーン店だったQ&Bという歌舞伎町にあった店(アップルハウスやブラックシープの並びにあった・・)でDJ勤務していたので、残念ながら、これらの写真には写っていない。
しかしながら、あまりの懐かしさに呆然としてしまった。
70年代も後半になると、ディスコなどで写真を撮るのも日常的になっていたので、キサナ世代以降だとけっこう当時の写真も残っているのではないだろうか。
しかしっ!
70年代半ばまでだと、悲しいかな、まだ、ディスコの日常を写真に残すってことはあまりなかったんですねぇ。
僕の周りだけじゃないと思いますよ、きっと。
それがために、アフロレイキでも、ハーレムでも、エンバシーでも・・70年代前半~中ば位までのそれらに関わる写真って見る機会が少ないですよね。
今みたいにデジカメや携帯でカシャってのがあったら・・どんなに懐かしくも貴重なシーンが残っていたことだろうって思いますね、マジで。
米兵は当時からポラロイドカメラなんかでパシャパシャ撮ってることがけっこうあったけどねぇ。
そういうの見てても「アメリカって、やっぱ、豊かだなぁ~」なんて、ちょっと憧れちゃったりしちゃったものです、ギブミーチョッコレィト。
またまた、話を戻すが・・Nさんに無理をお願いして、それらの写真をスキャンして画像を送っていただいた。
こういうものは当事者でないと、なんら感激もノスタルジーもないとは思うが、僕のように「あああ!!V-oneの店内だ!」と涙腺を弛ます方々もいらっしゃるのではないだろうか。
改めて、Nさんに心から御礼を申し上げます。
この写真に写っておられるナウなヤングの皆様、お元気で過ごしていらっしゃるだろうか・・