駅前に、なんか食べに行こうと外に出かかったら、にわかに、空が暗くなり・・ぱらぱらと降り出した~
おまけに、カミナリなってるじゃんっ
おにょれ~本気だな~~!(なにが本気なの?)
・・などと言ってるうちに、晴れてきたぞぉ~~
虹出ないかな、虹っ
つぅわけで、図書館に寄ってから、なんか食べるとしよう。
え~と、昨年に、浅田二郎氏著の壬生義士伝を読んで号泣したと書いたが(ァ、映画の話だったかな?実際は小説読んでから、映画見たんだけど、どっちも泣いた・・)、以前、そのことを掲示板に書いたら、ファンラジ仲間のローズさんが「浅田さんの書いた『霞町物語』を読んだら?パルスビートが出てくるよ」と教えてくれた。
機会があったら、読んでみたいと思っていたのだけど、今日、借りてきた。
まだ、読んでないけど、たしかに60~70年代はじめのパルスビート・・青山にあったディスコだけど・・あたりが、舞台になっているようだ。
この本の解説を書いている石田さんという人は、なんと、当時のパルスのDJをやってらしたんだなぁ!おどろき!
僕は、高校生の頃は新宿ばかりだったけど、たまには、青山のパルスビートや六本木のアイ、大使館などにも行ったなぁ。コンポラを着て行ったっけ・・(^^ゞ
パルスビートは踊り場に、ガラス張りの円柱みたいのが立ってて、その中がDJブースになってたなぁ。チャチャなんかでも、その柱(鏡)に向かって踊ってた。
ま、それはいいんだけど、この解説に出てくる金髪の・・というのは、Mさんですなっ^^
こういう私小説的なものでは、僕的には「なんとなく、クリスタル」よりも、村上龍氏の「限りなく透明に近いブルー」が懐かしい。76年だったと思うけど、かなり、共感を持って読んだ記憶がある。田中さんのクリスタル・・はファッションという感じがしたけど、村上さんのは、ァ、これは本物だな、とすぐに分かったな。
その点、この「霞町物語」も著者が同世代ということもあって楽しく読めそうだ^^
僕も、拙いコラムではあるけど、「あの頃・・」続き書かなきゃな。
吉川英治氏著の宮本武蔵、全八巻は読み終えて、今は、笹沢佐保氏の宮本武蔵も読んでる。武蔵フェチと呼んでほしい。実は二刀流です(意味がわからん)
宮本武蔵は、多くの作家が書いているけど、吉川英治版の武蔵は、やはり、ストイックで好きだな。笹沢版の武蔵も違和感なくイメージできるし、さすが、木枯らし紋次郎の著者とあって、ストーリーに引き込まれる。
ただ、ただ・・なのだっ
吉川英治版の武蔵がこの世に誕生したのは、昭和10年ということを考えると驚きを禁じ得ないのだっ
読売新聞の夕刊小説として、四年間の間、連載されたものだ。
とにかく、日本中の人々が、この連載を読んで一喜一憂し、70年経った今でも、夕刊小説の史上最大人気と評価されているのだ!
70年ですよ、70年っっ!
もちろん、好みもあると思うけど、今、僕が読んでも、胸躍らせ、次を読みたくなるのだから、テレビもなく、娯楽の少なかった当時だったら、日本中の人々が一喜一憂というのも納得できる。
うまく言えないけど、僕がこの武蔵を読んでいて、70年前の人達と共感できるというのが、すごいと思うんだ。
当時の人達も、お通の純情に泣き、城太郎や伊織の子供らしさに微笑んだのかと思うと、なんか、嬉しくなるんです。