そこだけはやめてっ!

先週は先月末の健康診断に続き、二年ぶりに胃カメラと超音波検査(エコー)を受けた。
毎年、春にバリウムを飲んでレントゲンは撮るんだけど、今回は胃カメラをお願いした。
今年、僕も55歳になる。アラサー、アラフォー的に言うなら、ミッドフィフティー=「ミフィー」と呼ばれるべき年頃である。

ミフィーちゃ~~んっ!

は~~~~~いっっ~~~~ヾ(`ω´)/

ま、もう少しすっと、アラ還なんだけどねっ( ̄m ̄)

んなことはどーでもいいのだが、検査前日の食事は早めに終え、そのあとはウーロンハイだけにして(←だめじゃん)翌朝の検査に備えた。(←備えてない)
んで、朝は飲まず食わずで病院に行き、受付のあと、検査室にレッツゴー三匹。
胃カメラは何回かやったことはあるけど、僕は全然、平気なんである。
てか、担当してくれる先生の技術によっても、かなり違うんだろうけど、よく聞くように「苦しい、つらい」なんてことは、ほとんどと言っていいほど感じない。
先生:「はい、始めますね。楽にしてくださいね。」
私:「オゥイェイ!カマァ~~~~ン、ボーイ、カマァ~~~~~~~ンっっ!」
てなもんです。
そう、遠い昔に見たことがある洋物ピンク映画のブロンド女優みたいな・・そんな風格さえ感じさせます。
そういう私なので、今回も、いたって気楽。
つまり、私は、検査前夜に食事が早めとか、酒もあまり飲めないとか(←飲んだじゃん)、そのへんがイヤなだけなんである。
しかし、今回は、そんな私さえも「ひぃ~~~~~~~っ!」と悲鳴を上げてしまうような事態となった。
検査前に優しそうなナースさんから簡単な説明があり、私がベテランの余裕で軽くうなずきながら聞いていると、彼女はとんでもなく恐ろしい事実を告げたのであった!!
最近、胃カメラの検査を受けた皆さんはご存じでしょう!

なんとっ、カメラを鼻から入れるっっつーじゃありませんかっっ!!!

「え”~~~~~~~~~~~っっ?」

食事してる人、ごめんなさい。(←遅い)
「は、鼻っすか?お鼻は未経験ですぅ~~」(声が裏返ってる)
「胃カメラも、ここ数年でとっても細くなったんで全然、平気なんですよ。口からよりずっと楽ですよ。」
「ほ、ほんとにぃ?」(上目遣い)
「実際、鼻からで検査された方の95%が、また、鼻からで受けたいっておっしゃいますよ」
「まじですかぁ?」(なんとなく、許しちゃっても良いかな?みたいになってきてる)
「ほら、こんなに細くなってるんですよ」(と、壁にかかってるポスターを指差す)
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(; ̄;Д; ̄;)
そ、そりゃ、比べれば、たしかに細くはなってますよ。
で、でも、まだ、充分にたくましいじゃんっっ!!
やっぱり、鼻に入れて良いもんと良くないもんとあるでしょ!保健体育でも習った記憶があり・・、いや、ないかな。
「こ、これ、鼻から入って、うまく下のほうにいかないと、まっすぐ脳の方にきちゃいませんかっ?角度的に、これは、ちょうど脳にきますよ、脳にっ!わたしはいやですっ!ノーと言えるニッポン人だっっ!」
「ああ、それでしたら、従来のように口からでもできますからね。そうしますか?」(大人の対応のナースさん)

「おくちっ!おくちがいいですぅ~~~~」

早朝の検査室に私の甲高い声がこだましたのであった。

そして、20分後・・・
なんなく「口から」の胃カメラ検査を終え、勝ち誇ったような表情を浮かべつつも、やはり検査の結果を聞くときは不安なもんです。
でもおかげさまで、今回も異常なし。エコーでも異常なし。
先月末に受けた血液検査の結果も出ていた。
ガンマGTPがまだ高いとは言え、前回よりも格段に下がっていた。(前回は300近かったのに、今回は106!)
飲酒量を減らしたわけじゃないのに不思議っちゃ不思議である。(?o?)
オールで朝まで踊ったりしてるのが良いのかな?(←たぶん、違う)
「これで、また安心して飲めるじゃんっ!うひひ~( ̄m ̄)V」と顔にシッカリ書いてしまった私に、先生は「でもね、下がったと言っても、まだ、100オーバーだからね、アルコール性肝障害になっちゃうから、お酒は控えめにしなさいね。肝臓は大切にしないとだめだよ!」と諭してくださった。
「今回もまたガンマ上がってるだろうなぁ~」と思ってた私は、思わぬ好結果にはしゃいでしまい、「深酒はイカンゾウなんちゃって~~」とナイスなジョークも出かかりましたが、そこはしっかりと自制し、「はい!わかりました!」と答えたのでした。
長くなりましたが、お互いに健康にだけは気を付けて、これからもファンキーな毎日を楽しみたいですね!
ご同輩!!